ホロチェーンには他のブロックチェーンアプリのように決められたTransaction Per Second(毎秒のトランザクション数)は存在しません。ホロチェーンは分散型アプリ生成のためのプロトコルです。
良く新しいブロックチェーンプロジェクトが現れると、よく聞く質問が「Transaction Per Second(毎秒のトランザクション数)はいくつだ?」です。なぜかというと、ほぼすべてのプロジェクトがグローバルなコンセンサンスを実装しているからです。
しかし、あなたは、Facebookが毎秒どのくらい投稿できているかなど疑問に思わないでしょう。それはなぜでしょう?なぜなら、Facebookに投稿するということがネックではないからです。
また、インターネットが毎秒いくつのEメールを送信できているかなども疑問に思わないでしょう。それはなぜなら、Eメールを送信するということ自体にボトルネックが存在しないからです。
では、なぜ我々はブロックチェーンでTPSのリミットについてよく議論するのでしょうか?それはブロックチェーンが変にも分散型のP2Pアプリであるのにネットワーク全体1つの大きなでデータベースを保持しているからです。我々がよく目にする中央集権型のアプリの考え方を保とうとするからです。ブロックチェーンの考えに基づいたアプリはすべてのノードに強制的にすべてのデータをバリデートさせることでコンセンサンスを要求します。恐らく、このモデルにユースケースは存在するのでしょう。しかし、このアプローチを我々が現在抱えているすべての問題に使用するのは無理があります。
ホロチェーンはそのようなモデルを強制的に要求しません。ホロチェーンはその代わり、Eメールのようなアプリを作成させることを可能にしています。アプリはプロトコルや文法、ひいてはダンスのようなものであると捉えています。もしあなたが同じダンスの踊り方(つまり同じバリデーションルールの下で稼働している)を知っているのであれば、他の誰が自分と同じ踊り方を知っているか特定でき、そのユーザーと取引が可能になります。ホロチェーンとここでアナロギーとして使用したEメールの違いは1.暗号署名2.改ざん不能なハッシュチェーンであり、この2つにより信用性の高い分散型アプリの構築が可能になります。
ですので、アプリフレームワークとしてのホロチェーンにデータが認証される「場所」は無いのでTPSなどの概念は存在しません。このような質問は「人類は毎秒何単語はなせているのか?」などの様質問と似ています。それの答えは「人間が生まれ増えれば毎秒話す単語の数も増えていく」であり、ホロチェーンに対しても同じ答えになります。